名前 | 川北 智奈美 |
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役職 | シニアコンサルタント |
入社年 | 2003年入社 |
私が20代の頃、知人からの依頼でたまたま経営を任されることになりました。ところが知識・経験も何もない若輩者ゆえに上手くいかないことがたくさんありました。そこで改めて「経営」を学びたいと思い、大学に進学しました。
大学では、組織マネジメント論、マーケティング、財務諸表論など、いろんなことを学んだものの、やはり机上の理論が中心であり、卒業間近になっても「経営」がよく分からない・・・。それなら、経営コンサルタントになれば「経営」がわかるんじゃないかと思い、就職先としてコンサルティング会社を探し始めました。当時は、今ほどネット環境は発達していませんでしたが、それでも手当たり次第にコンサルティング会社を検索しました。ところがどの会社の採用情報を見ても、今一つピンと来ない・・・、そんな毎日が続いていました。ところが1週間くらい経ったある日、偶然にも新経営サービスの採用情報にたどり着きました。(今から思えば、超ヨレヨレのサイトで、どのキーワードで検索できたのかもわかりません。)
読んでいると、ある先輩コンサルタントの紹介記事の「入社理由」欄に、“ここしか受からなかったから。”と記載されているのを見つけました。それを見た瞬間に、「あ、ここだ!」とピンときました。こんな発想が受け入れられる組織なら、きっと楽しんで仕事をやっていける、そう感じました。
入社して10数年が経過しますが、今もその直感を信じて良かったと思っています。
そして、未だに「経営」はわかりませんが、この道を進んでいこうと思っています。
新経営サービスの創業者である清水幸子(京都で初めて女性税理士事務所を開設した)が昔からいつも言っていた言葉がぴったり来ています。
「常時知悉(じょうじちしつ)」=常にいつ何時でもお客様のことを考えるという意味です。
入社当時、それなりに社会人経験のある私でしたが、自分の能力、仕事ぶりが全然通用せずに悩んでいました。今思うと当たり前のことですが、当時は本当に辛い日々でした。何をどう頑張っても力が足りない・・・日々落ち込んでいました。そんな時、唯一できることは、そのお客様のことを考え抜くこと、その会社の社長に負けないくらい考えようとすることでした。
そうして必死になって仕事をしているうちに、一つ乗り越え、また一歩進みながら、成長して来られたのではないかと思っています。
「必ず一日一回は自分の今担当しているお客様の顔を思い浮かべ、何か必要なことはないか考える。自分にできることはないかを考え抜く。」 これが私のコンサルタントとしての原点です。
コンサルタントとして、スキル・ノウハウを持つことは絶対的に必要です。しかしながらその力を身に着けるためには、「お客様のことを想い、考え続けること」以外に道はないのだと思っています。
私が初めて独りで担当させていただいたお客様のことです。そのお客様とは10年以上のお付き合いの中で、人事制度策定から運用、経営計画作成、教育研修、理念の浸透など、様々な形でご支援をさせていただきました。でも長い間、先方に「初めての担当先です」とは伝えられずにいました。
お手伝いをはじめてから6~7年経った頃、先方の社長と食事をしながらお話しをする機会がありました。あれこれ話をするうちに、「実は私にとって、御社が始めて一人で担当させていただいた会社だったんですよ。」と告白したんです。すると社長は、あっけらかんとした面持ちで「知ってましたよ。」「分かりますよ、そんなの。」とおっしゃいました。そう言われて「えっ?わかっていて?」と私の方が驚いてしまいました。
これには参りました・・・。社長はすべてを承知しながら、私に仕事を任せてくださったのです。
なんという懐の深さか、と思いました。未だにお付き合いがありますが、感謝という言葉では言い表せない程の恩を感じています。
新経営サービスは、そんなお客様と多くのご縁があります。だからこそ若手社員が、早くから独りで仕事を任せてもらい成長することができます。また若手社員が初めてセミナー講師をするときにはお客様が応援に駆けつけ、一番前で大きく頷きながら話を聞いてくださる・・・。
そんな環境であることに感謝しつつ、又育てていただいたお客様に少しでも恩返しができるよう、これからも成長を続けていきたいと思います。
入社後のキャリア
入社先輩と2社を担当。
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入社後半年一人で人事制度コンサルティングの仕事を任される。
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ジャンプアップ特別賞受賞入社5年目以内の若手を対象とした「ジャンプアップ特別賞」を受賞。
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企画運営を担当自社WEBサイトの構築をきっかけに、企画運営を担当。
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シニアコンサルタントシニアコンサルタントへ昇格。
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